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◆2学期 始業式
今年の夏は、例年になく暑い夏となりました。また、全国的には、水の事故や交通事故などが毎日のように報道され、心を痛めることが例年より多いと感じる夏でもありました。そんな中でしたが、鮭川中では野球部が夏季大会で地区優勝を成し遂げるといううれしいニュースもあり、地域に元気を与えてくれました。みなさんは、この夏をどのように過ごしましたか。
さて、1学期の終業式では2つのことを話しました。1つ目は「誰ひとりかけることなく2学期を迎えよう」、2つ目は「計画的に生活しよう」という話でした。
1つ目の、誰ひとりかけることなく2学期を迎えられたことは本当にうれしい事です。当たり前と思うかもしれませんが、みんなが元気でそろうことはなによりも大切なことです。2学期も自分の命、周りの人の命を大切にしていきましょう。1学期は、冷やかしやからかいから、心を痛めたという人もいました。生徒会スローガンの「虹」の設定理由に「一人ひとりの個性を認め合えるようになった時に、一人ひとりが虹の一色となり、鮭川中に大きな虹がかかる」とありました。その人その人の個性を大事にして、自分の行動・言動を、もう一度見直しましょう。
2つ目の「計画的に生活しよう」はどうでしたか?
「計画的に学習に取り組む」というのが頭に浮かぶかもしれませんが、長期休みなので「計画的に自分の興味のあることや普段できない体験に取り組む」という話をしたと思います。どうだったでしょうか?
さて、充実の2学期のスタートに、さきほどの2学期の抱負を述べた3人と同じように、心も新たに自分の目標を考えてきていることと思います。そこで目標や夢の実現のための秘訣「3つのC」について話をします。
1つ目のCは「チャレンジ」挑戦です。自分の目標に向かって行動することです。challengeすれば、全て良い結果が得られるというわけではありませんが、少なくともchallengeしない者に得るものはありません。
2つ目のCは「コンティニュー」継続です。継続とは、目標や夢に向かって努力を続けることです。挑戦すると決めたことへの努力を継続するからこそ、目標に近づけるのです。
3つ目のCは「クリエイト」創造です。目標に向かってチャレンジ挑戦し、コンティニュー継続して取り組んでも、うまくいかないことがあります。その時は、どのようにすると目標に近づけるのかクリエイト創造して、取り組み方を変えたりし、再度継続して取り組んでみるとよいでしょう。
夏休み中に、学校のきまり検討委員会が開かれました。1学期末にみんなで話しあった学校のきまりを、どのようにしていくと、みんなのためになる、そしてみんなが納得感のあるきまりになるのか、クリエイティブに話し合っていました。代表のメンバー御苦労さまでした。このきまり改正は、まさに「昨年度チャレンジがスタートし、現3年生が引継ぎ、継続して話し合いを重ね、クリエイトしてきた取り組みです。
2学期になり、1,2年生はすでに部活動では3年生からバトンタッチし、鮭川中の代表として活動を始めています。10月には、生徒会の中心も2年生に代替わりとなります。3年生は中学校生活最後の2学期となります。1,2年生に模範をしめしながら、次の鮭川中を担う1,2年生と心を合わせて、最高の2学期を創り上げることを願っています。1,2年生は自分たちにこの鮭川中を任せても大丈夫ですと、3年生に示せる2学期を創り上げてほしいと期待しています。
3つのCを私も心に置いて、この学校がさらによい学校になうように努力をします。
充実した2学期をみんなで作っていきましょう。
◆1学期 終業式 学校長の話
1学期は、様々な行事や出来事がありました。さきほどの各学年代表の話からもあったように、各学年でさまざま成長できた1学期だったのではないかと感じています。
3年生は、最高学年として「鮭川中の顔」として、鮭川中を引っ張る、素晴らしい活躍を見せてくれた1学期でした。運動会での応援合戦のアイディア、みんなに教える時の工夫は、さすが3年生と感じる場面が多くありました。また、修学旅行では、外国の方に英語で話しかけてコミュニケーションをとるという課題があったのですが、物おじせず話しかける場面もあったりして、学びがある修学旅行となりました。地区総体での頑張りも、三年生のリーダーシップがあったからこそだと感じています。
2年生は、3年生の背中を見て、「鮭川中の柱」として、次に鮭川中の顔として活躍する準備をしてきた1学期だったと思います。それは、生徒会役員選挙での演説にも表れていると感じます。役員に立候補した生徒だけでなく、学年みんなでしっかりとした柱を作ろうとしてきたからこそ、その代表が「素晴らしい鮭川中をつくろう」と立ち上がったのだと思っています。立候補した人がきれいな魚だとすると、きれいな魚はきれいな水の中でしか育ちません。2年生全体がきれいな水だったからこそ、立候補した人がすばらしい演説をしたのだと思っています。「柱」がしっかりすると、いい枝や葉がつき、素晴らしい実が実る可能性が高まります。「鮭川中の顔」である3年生を「鮭川中の柱」である2年生がしっかりと支えたからこそ、3年生が思いっきり力を発揮できたのだと思います。
1年生は、中学生になって最初の4か月間、どうだったでしょうか?1年生は「鮭川中の根」として、しっかりと足元を固めた1学期だったと思います。1年生が大きく丈夫な根をはやすと、太い幹・柱が育ちます。もし、1学期を振り返って、根を生やすのが不十分だったと感じている部分があったら、2学期・3学期にかけて修正していきましょう。
1学期始業式に、大谷翔平選手の9マス×9マスの「目標達成シート」の話をしたことを覚えているでしょうか?今日、大谷翔平選手は、1日に2試合したのですが、1戦目では投手として1安打完封で9勝目、2戦目では37号・38号のホームランを打ちました。これまでの常識では考えられない活躍です。大谷選手は、もって生まれた能力もあるとは思うのですが、目標達成シートを使って、その能力を最大限発揮しているからこそ、このような成績につながっているのだと思います。この夏休みには、フォーサイト手帳のオンライン版を導入しました。これも自分で計画を立てて、実施し、うまくいかなかったら修正してまた実施するという、自分の能力を最大限発揮することにつながる取り組みの1つです。有効に活用していきましょう。
いよいよ明日から夏休みに入ります。私からは3つのことをお話しします。
1つ目は、「誰一人かけることなく2学期を迎えよう」ということです。今年度は、コロナ明けで、様々なところに出かける人が多なったことが影響してか、残念ながら7月時点でも水の事故・交通事故などで、多くの人が亡くなっています。事故は、思わぬことからおきます。危険を予測し、安全を第一に過ごしましょう。迷ったらしないことが大切です。
2つ目は、「普段できない体験をしよう」ということです。みなさん一人ひとりは、様々な可能性を秘めています。その可能性は、様々な体験をして、経験値を高めると、どんどん広がってきます。短い夏休みのようですが、それでも普段よりは、自由な時間が増えます。興味のあるものからで構わないので、「普段できない体験」ができる夏休みにしましょう。また、夏休み明けにはなりますが、新庄祭後の8月27日(日)には、さけスポ祭というイベントが中央公民館で実施されます。中学生が地域に関わり、地域をつくるチャンスです。中学生同士で参加するのもよいと思いますが、自分が住んでいる地区の小学生や大人を巻き込んで一緒に参加するというのも地域にとってとてもよいのではないかと思っています。
3つ目は、「受験勉強をしよう」ということです。みなさん、受験勉強って3年生だけがするものだと思っていませんか?受験勉強は、簡単にいうと「復習」のことです。夏休み中は、授業がありませんので、じっくりとこれまでの復習をすることができます。得意な教科は、定着させたり、さらに難問にチャレンジして深く考察したりできます。苦手教科は、克服するチャンスです。1年生は1学期の分しか復習できません。この少ない範囲の復習をしっかりし、定着させておくと、3年生になってから特別に時間を増やす必要がなくなります。夏休み明けは、実力テストが実施されます。なにも努力をしないでテストをうけるのではなく、自分の実力を高めて、自分の実力を計るのが実力テストです。
「誰ひとりかけることなく」「様々な体験」そして「受験勉強」を意識した充実した夏休みにしましょう。
6月15日(木)地区総体壮行式が行われました。田中生活環境部長はじめ多数の保護者の方から来校いただきました。学校長からの激励は以下のとおりです。
校長激励の言葉
選手の皆さん、今日までの練習、ご苦労様でした。また、気迫あふれ勢いのある決意表明、本当に素晴らしかったです。
3年生が入学した時は、コロナ禍2年目でした。部活動中もマスクを着用しなければならない時があったり、他校との練習試合が制限されたりと、自分の力を伸ばせる機会が失われた時期もありました。その中でも、その時その時にできることを地道に活動し、この日を迎えました。
3年生のみなさんは、そういう苦労した思いも含めてすべてを地区総体で出し切ってきてください。
2年生の皆さんは、その3年生と1年間一緒に活動してきたわけですので、3年生と思いを1つにし、1年生は、2,3年生に協力しながら、2,3年生が取り組むひたむきは姿から何かを学べる大会にしてきてほしいと思います。
ところで、体育館前に応援団が作成してくれた各部の決意の中に、バドミントン部の熊谷僚真さんが「緊張しすぎず、いつも通り全力を出せるように頑張る」と書いてあるのを見つけました。みなさん「緊張」したことってありますか?よく「緊張をよい緊張感に変える」なんてことを耳にしますが、良い緊張感って何なんでしょうね。私は「良い緊張感」を「集中」だと考えています。つまり普段通りの力を発揮するには「緊張」をどのように「集中」に変えるかということです。
では、どのように「緊張」を「集中」に変えていくのでしょう。例えば試合前「勝ちたい。勝てるかな~」と思いを巡らしてジワジワと緊張してしまう、なんて時があるかもしれません。「勝ちたい」は漠然とした目標で、何をすると勝てるのかかが明確でありません。私はバスケットの指導が専門なので、バスケットを例に話をすると、「勝ちたい」をより具体的な行動に変えていくと次のようになります。「勝つには相手より多くシュートを決めればよい」少し目標が具体的にはなりましたがこの目標では「相手より多くシュートが入れられるだろうか」とまだまだ緊張感が続くかもしれません。「相手より多くシュートを入れるには簡単なランニングシュートを多く入れたい」もう少し具体的にすると「ランニングシュートを入れるにはバックボードの縦の線にボールを当てればよい」ここまでくるとだいぶやるべきことが明確になります。ランニングシュートも緊張する人がいるとすれば、それはディフェンスがブロックショットにくるのではないかと不安になる場合です。そんなときは、「ディフェンスをちらっと見る」というもっと具体的な目標にするとよいでしょう。つまり、「勝つ」には「ディフェンスをチラ見する」ということになります。「チラ見できるかな~」と緊張する人はさすがにいないでしょう。
各競技で、それぞれやるべきことは違うと思いますが、緊張してきたら、具体的な行動目標を明確にしていくと「緊張」を「集中」に変えることができるのです。ぜひ参考にしてみてください。
応援団をはじめ、応援してくれた生徒の皆さん、昼休みの応援練習から今日の応援もありがとうございました。また吹奏楽部の勇ましい演奏もありがとうございました。みなさんは当日会場には行けないわけですが、今日の応援がきっと選手のみなさんの力になったと思います。
保護者の皆様、本日は壮行式に足を運んでいただきありがとうございます。また、コロナ禍の中、思うように練習ができない時期も含め、鮭川中の部活動を支えていただき感謝申し上げます。大会当日は、生徒が持てる力を発揮できるよう応援をお願いいたします。そしてこの大会を通して一歩成長する姿を見守っていただければと思います。私もなるべく会場に行って一緒に応援したいと思います。
大会までまだ2日もあります。夜寝る前など、「緊張」してくる人もいるかもしれません。その時には今やるべき行動を考えます。なんでしょう?それは寝ることです。勝つためには、今すぐ寝ることが大切です。「緊張」を「集中」に変える具体的な行動目標をぜひ考えてみて下さい。それでは選手の皆さん、頑張ってきてください!心から応援しています。
NO |
種 目 |
出場選手 |
種別 |
場所 |
回数 |
時 間 |
担当実行委員 |
1 |
女子100M |
女子全員 |
個 |
T |
9 |
8:20 |
2年女子 |
2 |
男子200M |
男子全員 |
個 |
T |
9 |
8:30 |
2年男子 |
3 |
1学年種目 |
1年 |
団 |
F |
1 |
8:50 |
1年幹部 |
4 |
2学年種目 |
2年 |
団 |
F |
1 |
9:05 |
2年幹部 |
5 |
3学年種目 |
3年 |
団 |
F |
1 |
9:20 |
3年幹部 |
6 |
綱引き |
男子 |
団 |
F |
2 |
9:40 |
3年女子 |
7 |
綱引き |
女子 |
団 |
F |
2 |
9:50 |
3年男子 |
8 |
全校リレー |
生徒全員 |
団 |
T |
1 |
10:05 |
3年幹部 |
9 |
応援合戦 |
生徒全員 |
団 |
F |
2 |
10:30 |
3年男子 |